新製品なんでも評価し隊。vol.1

COZOCOZOの箱
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 内芝製作所からiMacにぴったりのスピーカーCOZOが10/30に発売されます。今回、市販に先駆けて一足早く入手することが出来ましたのでご紹介いたします。

 実物を見てまず驚いたのが、ボンダイブルーの部分がスケルトン(骨格、透明)ではなく、トランスルーセント(半透明)だったことです。Webで試作品の写真を見たときは、はっきりとスピーカユニットが見えていたので実物もそうなっているのかと思ったのですが、実物はiMacと同じトランスルーセントになっていました。これは後ろから見たときの統一感を出すのに成功していると思います。

全体図

 まず、スピーカーといって気になるのがその音。見た目が小さいこともあってどんな音が出るのだろうと思っていましたが、一度聞いたら、もうiMac内蔵のスピーカーには戻れません。一言で音の特徴を説明すると、パワー感のある音ということになるでしょう。とにかくこのサイズのスピーカーでここまでパワー感が出せるというのがすごい。音量をかなり上げても、音が割れて聞きづらいということがありませんでした。後ろの部分が斜めにカットしてあるので、音響的にも良さそうです。よく大ホールとかで天井などが平らでないのと同じ理由ですね。デザインと機能が見事にマッチしています。

透明のケーブル ←

 なんと接続コードも透明でした。しかもそれを束ねている針金まで透明になってます。こだわっていますね。(ACアダプタ&ケーブルは黒です) でも最初、箱に入っている場所が分からずに、入っていないのか?と探してしまいました。

ケーブルを束ねる 

 

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 コードを束ねていた針金でこのようにコードをまとめておくと見た目がスッキリするし、ゴミも出なくて一石二鳥。

iMac親子  

  

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 この角度から見るとフラクタル図形みたいで美しいですねぇ。iMac親子という見かたもありますね。

前面パネル  

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 前面パネルは音量つまみ兼電源スイッチ(一番左まで回すと電源がOFFになる)と左右のバランスつまみだけです。iMac同様、必要最小限の機能に絞っているところがいいですね。ただ、COZOのロゴも入っていないので、これはできれば入れて欲しかったです。スピーカーのネットはアルミのパンチングメタルで質感は高い。

後ろ 

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 配線は横のカバーを開けた所にあるオーディオ出力端子から取る。差し込むだけで内蔵スピーカーが自動的にOFFになるので便利。後ろ側の斜めにカットしてある部分にCOZOとロゴが入っているが、薄くて目立たない。折角いい音を出しているのだから、もっと強調したほうがいいですね。(COZOのロゴは意図的に目立たなくしてあり、光の加減によってちらっと見えたときに「あれっ?」と思ってもらえるようにしたのだそうです。)

真後ろ 

 

 

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 真後ろから見たところ。後ろから見てもサマになるスピーカーは、なかなかないかも。ちょっと配線が、パソ混乱してますが。(笑)

真上 

 

 

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 これが真上です。なんかスピーカーがないと考えると寂しい感じがしますね。特大のアップルマークも輝いています。

<結論>

 これは是非、店頭で見て、音を確かめてほしいです。例えば警告音で「indigo」という「じゃん」という感じの音がありますが、この音が低音で「じゃん」と言っているのを聞くことができるでしょう。また、当然防磁型なのでモニターのすぐそばに置いても大丈夫です。普通のオーディオ用スピーカーだと磁気の影響で画面に色むらが出てしまいますが、これは大丈夫です。サイズも思ったよりコンパクトなので置き場所には困らないでしょう。CDを聞いたり、MacAmpなどのソフトで音楽を聞くのにいいと思います。さすがに20Hz〜の超重低音を轟かせるというわけにはいきませんが、普通の聞き方ならバスドラムの音も割れずに大音量で聞くことが出来ます。内蔵のスピーカーと比べると、その差は歴然です。デザインもiMacとよく合っていて質感も高く、お薦めです。あと、聞くときには内蔵のSRSサラウンド機能は外しておいたほうがいい音になります。これはコントロールパネルのモニタ&サウンドでON、OFFが出来ます。サラウンドをONの状態で聞くと音が宙に浮くというか、音の定位がしっかりしない感じになります。(中仙道)

総合評価:★★★★☆(4.5)


http://www.uchishiba.co.jp/cozo.html
コゾーのホームページへ

評価用機材提供:内芝製作所 

ありがとうございます。

 新製品なんでも評価し隊(勝手に作りました^^;)では、発売前の評価用器材を送っていただけるメーカーさんを募集します。新製品をいち早く評価してホームページに記事を載せたいと思います。もし、送って下さるメーカーさん、いらっしゃいましたらメールにてお知らせください。

mi 最愛のiMacを創る会
Copyright Taro Nakasendo,
Beloved iMac Club 1998-1999.
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