iMac HDD交換 (6GB→40GB)

iMac 333MHz (Rev.D)の6GBハードディスクをVAIO PCV-RX50から取り外した40GBハードディスクに換装してみました。

まずは現在入っている必要なデータをCD-Rなどに保存するか、他のマシンにLAN経由でバックアップするなどしてください。僕の場合は、あとで他のマシンにハードディスクをつけるつもりでしたので、そのままバックアップをとっていません。

iMacの裏のねじと蓋を外して、ロジックボードごと取り外してください。

取り外したロジックボード。右側のCDドライブの下にハードディスクが入っています。CDドライブは通常のIDEのコネクタではなく、電源まで一体化された専用コネクタのようです。

このように、CDドライブを奥に水平に押し込んで、手前を上に引き上げると、CDドライブが外れます。

このように赤丸の2つのねじを外して、CDドライブと同じ要領でハードディスクを引き上げます。

ハードディスクを外したところ。電源ケーブルと、IDEケーブルも外します。IDEケーブルは赤い線があるほうが、電源側になります。

今回取り付けるハードディスク。SeagateのU Series 5。(40GB)外側をゴムで囲ってあり、静音を意識しています。流体軸受けを採用しているハードディスクなら、さらに静かだと思います。とりつける際に、ジャンパー設定がMasterになっていることを確認します。ここが、Slaveになっていると、HDDを認識しない、またはシステムが起動できないことがあります。

取り付けるときは、外すときの逆を行う。赤丸をつけたところの爪を引っ掛けるのを忘れないようにしましょう。

取り付けが終了し、組み立てが終わったら、電源を入れます。Mac OS 9.2のCDを入れて、CDから起動します。この時点でハードディスクは認識していないので、ドライブ設定で初期化を行います。初期化する際には、8000MBと残りの2パーティションに分ける必要があります。iMac(Rev.A〜Rev.D)では、8000MB以下のパーティションにMac OS, Mac OSXをインストールしないとシステムが起動できません。システムのインストールは、必ずMac OS 9.2 → Mac OSXの順に行います。システムのインストール後は、Mac OSXのソフトウェアアップデートや、バックアップしていたデータなどを戻して完了です。

(c) 最愛のiMacを創る会  最終更新日 : 2002/07/07